春休みの工作? ~割れた鏡の再利用~
例年この時期は、まだ冬だと思うけど、
今年は雪もほぼ消え、(まだ少しあります・・・)
この辺もちょっと春らしい感じ。
気分も春休み。(あくまで気分だけ・・・)
そこで、もう何年も前に割れた、「姿見」の破片、
いつかモザイクをつくろうと思って、箱に入れたままだったのを使って、
春休みの工作(?)
安い鏡だったにしても、ある日なにかの拍子に、枠の板からポロっと外れ、
カシャーン!(怪我はしなかったけど、危ない!)
モザイクにしてもいいし、ミラー刺繍なんか作ってもいいし・・・
と、大事にとっておくこと何年?
ちょうど良さそうな木箱のふたも見つけ、すきまを埋める粘土も買い、
「やる気」も揃い、製作開始!
まずは、木箱のふたに少し厚みがあるので、少し埋めるために、
古いタオルを木工用ボンドで2枚貼り付けました。

その前に、釘に引っ掛けられるように、箱に穴を開け、針金を通しておきました。
次に、「ふわっとかるい粘土」を全体に伸ばして・・・

鏡を置いてみます。

念のため、鏡の裏にボンドを塗りながら、押しつけ気味に貼っていきます。
鏡の隙間に粘土を埋めつつ、サンゴや貝も埋めます。
最後に汚れ止めに、アクリル絵具を粘土と木枠に塗って完成!

おっ、なかなかいいんでないすか?
この、「ふわっと軽い粘土」、軽いし、扱いやすいし、安いし、ほんと便利。
昔の紙粘土は、重いし、扱いにくいし、くっつきにくいし・・・
あきびんに貼り付けるときは、びんに麻紐を巻きつけてからだったな・・・
なんてことを思い出したり。
工作するのに便利な素材が、今はたくさんあっていいな~。
とりあえず完成したけど、何しろ「姿見」だったから、鏡はあんまり減ってないような・・・
あと何個作ったらなくなるでしょうか。
おまけ
最近、注文で作った「さんさ太鼓の箸置き」。

なんか、かわいい!
(自己満足連発ですみません・・・)
いま、3月だけど、「さんさ踊り」もあっという間に来るんだろうな~。
東海道五十三次を徒歩で!?
一つは、また、焼き物を始めたので、何か、釉薬を送って欲しいと。
ヘルマンさんの本業は、古い家具の修復。
色んな素材を扱うので、木はもちろんのこと、塗料、金属、などあらゆる素材に詳しいだけでなく、
手先も器用で、我が家にいた時、時間があれば陶芸に熱中していました。
我が家に来る前にも、ウィーンの陶芸家の工房で、少し作らせてもらったことはあったようですが、
その後は、そういう機会に恵まれず、やっと最近また、作る機会を得たとのこと。
でも、釉薬などは自由に手に入らないからと・・・。
もう一つは、奥様のエヴァさんが、日本への旅行から帰ってきたところだと。
その旅行は、「1週間京都にいて、その後、東海道を4週間かけて東京へ行った」と。
ん?
写真を見ると、日本のお土産らしいものと一緒に「東海道五十三次」などの本。

え?4週間ってことはもしかして、エヴァさん、歩いて東海道を旅したの???
早速返信すると、「all by foot!」と返ってきました。
しかも、TVの取材が3日間くっついていたと。
???それって、ウイーンから付いてきたの?それとも日本でたまたま取材を受けて?
その番組名は「why did you come to japan?」・・・
あー、バナナマンが司会をやっている「YOUは何しに日本へ?」かー!!!
その後、ディレクターに聞いたらしく、「本放送は東京では3月14日だけど、岩手はその3~4週間あとになるよ」と。
そんなことまで聞いたのか~、ご親切に・・・。
という訳で、本放送が終わったあと、ネットで拝見。
広重の東海道五十三次の浮世絵が大好きで、その絵の場所を見つけながら旅するという・・・。
いや~、これは、なんともTV向きな内容。よくぞ、エヴァさんを見つけたね!
重~い荷物をしょって、東海道を歩くなんて、外国人しかやらないのでは?
でも、この番組を見て、あ~歩いてみたいね・・・と思った日本人も結構いたんじゃないかな。
実際、我が家でもいましたから。
そして、なんと、続編まで放送されると!
そうでしょうね~、内容、濃いですから。
ものすごく良い、文化が感じられる番組になっていました。(まるで違う番組みたい!)
ヘルマンさんもエヴァさんも大の日本好き。
エヴァさんだけが今回日本に来て、ヘルマンさんは息子さんとお留守番。
「ザンネンデス」とメールにありました。
続編、楽しみ。
2016年 昇級・昇段審査会
空手の昇級・昇段審査会がありました。
盛岡と滝沢にある、「沖縄少林寺流空手道研究会」の6つの教室が一堂に集まって。
久々に会った人、初めて見た人・・・
幼稚園の子から70代の方まで。
まず最初に記念撮影。

そして、審査の前に、先生から一言。
ここからが、緊張の時間!
審査員の一人の私は、この椅子に座って、一人一人が演武する様子をじーっと見ています。
平静な顔をしているようでも、足や手が小刻みに震えているのが見えたりして、
心の中で、「頑張って!」と、つい、言ってしまいます。
私も始めの頃は、待っている間に震えが来るし、終わると胃が痛くなるし、
演武の最中は何をやっているのやら、頭が真っ白になるし・・・
このごろは、まあまあ落ち着いて出来るようになってきましたね~。
心臓はドカドカ言っていましたが。
(昇段がない人も、予備審査ということで、全員演武します)

無事、全員の演武が終わり、あとは、試し割りの時間。
まずは、今回、頑張って黒帯になった中学生の女の子。

次いで、少林寺流では白帯だけど(今回、黒帯に)、他の流派で長年やってきた、若い男性。

さすが、破壊力が違う!
今度は、瓦割り。

最後に先生の、恒例、バット折り。(足の甲で折ります)

わ~!っと盛り上がったところで、今回も終了。
普段、ふざけてさっぱり練習に身が入らない子達も、まずまず頑張ってちょっと、成長を見せてくれました。
試し割りに使われた、板とバットは私がもらって、ストーブの薪に。
よく乾燥してるから、助かる~!
板を持って帰ったら、娘が、「あれ?それまだ割るんじゃない?」
端の方で割れたのもあって、確かにもう一回使えるのもあり、
一応、娘も黒帯を持っているので、「どうぞ!」と、私が持ってあげて、
・・・「パキッ!」
満足気な顔をしていました。
バッハホールへ
天気の不安定なこの時期にあって、これだけ走りやすい日は、そうないのでは?
今日は、オルガンサークルのメンバー数人で、宮城にある、「バッハホール」へ、
高速を飛ばして、オルガンを弾きに行ってきました。
出来た当初は、「田舎にポツンとある、立派なパイプオルガンが設置されているホール」だったそうですが、
今では、普通に、ちょっとした街になっています。
オルガンを習うまでは考えたこともなかったけど、
オルガンは、2つと同じものはないので、どこにあるものにも興味がわくというわけです。
しかも、一般の人が弾けるとは限らないので、何かしらのつてを頼りに、
お願いして弾かせていただく、ということ。
(もちろん結構お金がかかります。ホールまるごとお借りするので・・・)
そんな機会はそうそうないので、なるべくそういう機会には無理してでも行きたいんですよね。

で、バッハホールのオルガンは、ほぼ?「フランス様式」。
音色が派手で、迫力満点。
いつも弾いている、盛岡のオルガンは「バロック様式」なので、
派手か地味かで言えば地味。
いい、悪いではなく、それぞれに合った曲があります。
まず、同行してくださった先生に、大体のところを教えていただき、
1曲弾いていただきました。

盛岡のオルガンでは表現しきれない曲を弾いていただき、これだけで、行った甲斐がありました~!
その後、1人25分ずつ弾かせてもらい・・・
音色の違いはもちろん、パイプの位置も違うので、
弾いているところで聞く音と、客席で聞く音の違いの大きさが、盛岡とはちょっと違うところ。
鍵盤の重さも、思いのほか軽かったので、弾きやすい!
夢のような音に包まれた、素晴らしい時間はあっという間に過ぎ、
また、高速を飛ばして帰ってきました。
また、オルガン代を稼ぐために、しごと、しごと・・・
春の和菓子用
「ひなまつり」と言えば「春」。
2月に「春」を連想するのはここではちょっと難しい。
で、「3月」の声を聞いて、「あ、おひなさま、出さないでしまった~!」なんてことがよくあります。
今年は、友人にもらった、この「チロルチョコおひなさま」を飾って終わってしまいました。

これ、よくできてますね・・・。
本体がチロルチョコの形で、その箱を点線に沿って切ったり、折ったり、凹ましたりすると、
段飾りの段になって、中に入っていたチョコを並べると、3段飾りのおひなさま。
ちゃんと、チョコがハマる切り込みも入っていて、並べやすくなっています。
この、微妙な切り込み、うまいな~。
中に落ちず、ちょっとハマる加減。きっと、何度も試作したんだろうな~。
(ちなみに、中身のチョコは、この他にも入っていました。)
春には、桜餅とか、なんとなく、和菓子を食べる機会も多くなるので、
ちょっとピンクを入れて、和菓子用の銘々皿を作りました。

雪が少ないこの冬だったけど、ここへ来て、例年並みに積もってきました。
結局春はいつもぐらいに来るのかな・・・?