金沢旅行 その2
金沢では、2つの美術館へ行ってきました。
1つは、現代美術の「金沢21世紀美術館」。

建物や、置かれている椅子などもいかにも現代美術。

赤血球のような?ベンチ。

うさぎをモチーフにした椅子。

ぶたくん、鎮座。
ただのプール?

水の中の人たち、服を着ていて、はしごを上る人にカメラを向けています。

つまり、地下の部屋の上に、透明のアクリル板かな?の天井があって、うっすら水が張られているという仕掛け。
なるほどね~。
下にいる人たち、泳ぐ格好をしてくれたら面白いのに・・・
階段を下りていくと

プール地下部分の入口。ほんとに水の中のようなきれいなブルー。

青い壁に波模様が映って、ほんとに「水の中」にいる様な感じ。

というわけで、上に娘に行ってもらい、私が、下で泳ぐ格好をして娘に写真を撮らせたら、

周りに居た人たちが、「あ~なるほど、上と下に分かれて写真取ればいいのか~」、と、感心していたらしい。
え?そのぐらい考えつかないの???
だから、みんな、同行者にはしごを登っているポーズをとらせ、
順番に写真を撮っているのか・・・
最後に、ミュージアムショップでお買い物。
ぱっと見て、この題名に惹かれ、この本と、

かわいいしおりを買いました。

シリコンでできた、弾力があって柔らかい「芽」。
こんなふうに、上に差し込んでもいいし、
中の方にはさんでもいい。


本を開くたびに、なにかしら新鮮な気持ちにさせてくれます。
色、微妙な形、絶妙な弾力、
考え尽くされたデザインだからでしょうか、フェイクなのに、生きてるような・・・
そして、この本。なぜ、美術館にあったのか?
中身は、アイヌでクマのことを知り尽くした方の話を、聞き書きしたもの。
全く、アートには関係ない。
この表紙のイラストが、安野光雅さんだからかな?
で、私が買った理由は、家の周辺でクマがよく見かけられるので、
習性を知りたいなと思って。
買ってよかったです。
ホントに、クマのことを知り尽くしていて、分析がなるほど~と、納得できます。
読んでみて、気をつけなくては、と思ったのは、
クマは、案外近くに潜んでいるということ。
絶対人間に気づかれないように、じっと、物音立てずに、見ていると書かれていました。
よく言われていることだけど、見通しを良くするというようなことが、やっぱり大切なんですね。